先輩は気づきました。
授業を受けている時間は短くすることも削ることもできません。授業で分からなければ家で勉強すればいいや・・・と思ったとするとその授業時間は無駄になってしまいます。
毎日の授業をしっかりと理解することが、最も効率的で長続きする秘訣なのです。
それでも「分からないこと」はあるし「分かったつもり」になることもあります。そこで授業があったその日のうちに「ノートを読み返す」「同じような問題が解けるかを確かめる」ことを始めました。
「どんなノートを書けばいいの?」「授業で聞いたところのどこが重要なのか分からない」ということにならないよう、これから『自由自在』を使った復習について先輩に教えてもらいましょう!
理科・社会は「知識を関連させて理解する」ことが重要です。授業では「なぜその知識が必要なのか」「どのような場面で使うのか」に注目。用語や知識は家で調べ直しましょう。
数学で重要なのは「解き方の手順」です。その手順がスラスラと出てくるようになること、その手順をどのような場面(問題)で使うのかを判断する力が求められます。授業ではポイントをしっかり聞き、忘れないうちに家で十分な練習をしましょう。
中学校の英語では文法が重視されます。語順に気をつけながら、英文を読んでどんな仕組みになっているのかを読めることを目指しましょう。次に聴く・書く・話すという活動も意識して取り組みます。言葉は技術ですので何度も練習して使えるようになりましょう。
中学校になると国語で扱う文章も「熟読」が求められます。使う表現・文法が難しくなるだけではなく、内容でも身近な題材から社会全体や抽象的な科学の話題まで、周囲を観察するだけでは読み解けない高度なものになってきます。自由に読めばいいのではなく、「読み解き方」と言うものがありますので、それをマスターしていきます。