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小学 自由自在 算数のなぜ?新事典

ビジュアル図解により,身近にある算数のふしぎをわかりやすく紹介し,楽しみながら学べる参考書。

小学 自由自在 算数のなぜ?新事典

難易度レベル

基礎標準発展入試
ISBN
4-424-29901-5 / 978-4-424-29901-1
シリーズ名
算数のなぜ?新事典
著者
小学教育研究会
価格(税込)
2,750円
発売日
2023年07月03日
判型
A5
カラー
ページ数
288頁

○身近な疑問を見開きでわかりやすく説明
 身近にある算数の「なぜ?」や算数の歴史について,イラストや写真,キャラによる補足を豊富に使って,楽しくわかりやすく説明しています。また,そのテーマに関する問いをまとめた「やってみよう!」を解くことで,より深く内容を理解することができます。
○数学者のエピソードを漫画で紹介
 世界の有名な数学者 10 人の一生を漫画で紹介していて,彼らの並外れた功績を知ることができます。彼らならではの風変わりなエピソードにも注目です。
○考える力を身につけることができる
 小学低学年から読めるようにすべての漢字にふりがなをふっています。子ども目線の「なぜ?」から,算数好きも納得する「なぜ?」まで幅広く収録しています。

夏休みのプレゼントにもオススメ。大人も気になる105の算数・数学の「なぜ?」を収録

  • 「数字のなぜ」「数え方、測り方のなぜ」「計算のなぜ」「図形のなぜ」「身のまわりの算数」「算数の不思議な世界」「日本の算数 和算の世界」の7つのテーマで「なぜ?」を展開。
  • イラスト・写真が豊富なビジュアル紙面で印象に残りやすい。見開きでダイナミックに解説!
  • 数学者のエピソードを漫画で紹介するなど、算数・数学への関心を高めるコーナーも充実。

学生時代に算数・数学が苦手だった、面白さを見出せなかったという保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

『算数のなぜ?新事典』には、算数が普段の生活のどんな場面で登場しているのか、日常と重ねながら実感していくページがあります。また数え方や測り方など、当たり前のようにある単位や概念も、なぜそうなったのだろうと立ち止まってみるアプローチで算数との結びつきに触れていきます。

計算をただしているだけの感覚とは違う。自然に「なぜ?」を繰り返して算数の意味や役割を知り、ものごとを深く考える力がついてくる。「とにかく大事だから勉強しなさい。」と言ってしまいそうになるその前に。一度、この本を手に取ってみてください。

こんなご家庭にオススメ

  • 問題を解くのがとにかく好きみたい。計算も得意だし、算数好きになってくれたら。

  • どうも数字や計算を毛嫌いしているようで。算数嫌いにならないように何かきっかけがつくれたら。

  • 中学受験を考えているけど、低学年のときはこれというのが見つからなくて。

算数がどんどん楽しくなる!得意になる!105の算数・数学の「なぜ?」を収録

「数字のなぜ」「数え方、測り方のなぜ」「計算のなぜ」「図形のなぜ」「身のまわりの算数」「算数の不思議な世界」「日本の算数 和算の世界」の7つの分野に分けて、いろいろな「なぜ?」を紹介しています。

身近な疑問を見開きでわかりやすく説明

身近にある算数の「なぜ?」や算数の歴史について、イラストや写真、キャラによる補足を豊富に使って、楽しくわかりやすく説明しています。ゼロはかせ、リース、リーナのキャラクターが協力してみんなの疑問に答えてくれます。

「さんすういじん」「やってみよう!」「ものしりハカセ」などのコーナーでは、様々な角度から算数・数学への興味・関心を高めます。

数学者のエピソードを漫画で紹介

世界の有名な数学者 10 人の一生を漫画で紹介していて、彼らの並外れた功績を知ることができます。彼らならではの風変わりなエピソードにも注目です。

考える力を身につけることができる

小 学低学年から読めるようにすべての漢字にふりがなをふっています。子ども目線の「なぜ?」から、算数好きも納得する「なぜ?」まで幅広く収録しています。

書籍目次

【第1章】数字のなぜ
1.数字はいつどこで生まれたの?
2.数字は1種類しかないの?
3.最初にできた数字はやっぱり0なの?
4.分数はいつ生まれたの?
5.小数はいつ生まれたの?
6.0より小さいってどういうこと?
7.数字の右上にある小さい数字ってなに?
8.大きい数を表す単位ってどんなものがあるの?
■さんすういじん(1)「アルキメデス」
9.小さい数を表す単位ってどんなものがあるの?
10.倍数ってどういうときに使うの?
11.約数ってどういうときに使うの?
12.素数はどうやって探せばいいの?
■さんすういじん(2)「ユークリッド」
13.√ってどういうときに使うの?
14.無限ってどういうこと?

【第2章】数え方、測り方のなぜ
1.体を使った数え方には、どんなものがあるの?
2.0と1だけで数えられるってどういうこと?
3.時間の単位はどうやって決まったの?
4.うるう年はなぜあるの?
5.機械がないころ、どんな時計が使われていたの?
6.昔の人はどうやって高さを測ったの?
7.1mの長さはどうやって決まったの?
8.メートル以外にも長さの単位があるの?
9.昔の人はどうやって地球の大きさを測ったの?
10.昔の人はどうやって面積を測ったの?
■さんすういじん(3)「ピタゴラス」
11.面積の単位にはどんなものがあるの?
12.池の面積ってどうやって測るの?
13.昔の人はどうやって量を決めていたの?
14.1Lの量はどうやって決まったの?
15.昔の人はどうやって重さを量っていたの?
16.1kgの重さはどうやって決まったの?
17.なんでも世界一〜動物の大きさ編〜
18.なんでも世界一〜世界地図編~
19.昔の人はどうやって地図をつくったの?
20.月までの距離ってどうやって測ったの?
21.どうやって光の速さを測ったの?

【第3章】計算のなぜ.100~133
1.+、-、X、÷はどのように生まれたの?
2.筆算のしかたは世界中で同じなの?
3.x や y はなにを表すの?
■さんすういじん(4)「デカルト」
4.なぜ四捨五入するの?
5.計算機がなかったころ、どうやって計算していたの?
6.コンピューターっていつからあるの?
7.彗星の周期がわかったのはなぜ?
8.1から100までの数をたす簡単な方法がある?
■さんすういじん(5)「ガウス」
9.正三角形や正方形になるように数字を並べると、どんなことがわかる?
10.12345679のかけ算はふしぎ?
11.142857.のかけ算は答えがぐるぐるまわる?
12.1~9の数字を1回ずつ使って100をつくるには?
13.たて、横、ななめのどこをたしても同じ数になることがあるの?

【第4章】図形のなぜ
1.1回転はなぜ360°なの?
2.三角形にはどんな種類があるの?
3.四角形にはどんな種類があるの?
4.三角形の内角の和はなぜ180°になるの?
5.多角形の内角の和は何度になるの?
6.四角形の面積を求めるときに、2でわったりわらなかったりするのはなぜ?
7.三角形の面積を求めるときに、最後に2でわるのはなぜ?
8.正方形の中に、大きさのちがう正方形はいくつ入る?
9.円周率ってどうやって求められるの?
10.対称ってどういうこと?
11.正多面体は何種類あるの?
■さんすういじん(6)「オイラー」

【第5章】身のまわりの算数
1.%はどんなときに使うの?
2.利息ってどうやって計算するの?
3.グラフはいつから使われているの?
4.座標ってどんなもの?
5.雷の音が遅れて聞こえるのはなぜ?
6.平均身長なのに、背の順で真ん中じゃないのはなぜ?
7.偏差値ってなに?
8.マラソンコースの距離はどうやって測っているの?
9.バーコードってどういうしくみ?
10.列車の混雑率はどうやって計算しているの?
11.花火大会の人出はどうやって数えているの?
12.生き物の数はどうやって数えているの?
13.宝くじで1等があたる確率ってどれくらい?
14.クラスに同じ誕生日の人がいる確率はどれくらい?
15.くじ引きの順番は何番目がいい?
■さんすういじん(7)「フェルマー」
16.降水確率が0%だったのに、雨が降ったのはなぜ?
17.リーグ戦とトーナメント戦では試合数はどれくらいちがうの?
18.マンホールのふたが丸いのはなぜ?
19.スカイツリーに三角形があるのはなぜ?
20.ハチの巣が六角形なのはなぜ?
21.ふだん使っている紙にかくされた比はなに?

【第6章】算数の不思議な世界
1.花びらの枚数にはなにか規則があるの?
2.ミロのヴィーナスが美しいのには理由があるの?
3.日本にも美しい比があるの?
4.仲のよい数があるってほんと?
5.17頭のラクダを3人で分けるにはどうすればいい?
6.あたりをあてるゲームで、はずれが1つわかるとあたりやすくなる?
7.カメに追いつけないなんてことがある?
8.地図を塗り分けるのに必要な色は最低何色?
9.マグカップとドーナツが仲間ってどういうこと?
10.橋を一筆書きで渡れるかな?
11.オオカミとヤギとキャベツをどんな順番で船に乗せればいい?
12.表と裏を区別できない輪っかがあるの?
13.算数を使った絵があるの?
14.正方形を切り分けたパズルがあるの?
15.パスカルの三角形ってどんなもの?
■さんすういじん(8)「パスカル」
16.図形を並べ替えただけなのに、面積が変わるなんてことがあるの?
17.内角の和が270°になる三角形があるの?
18.オウムガイのうずまきに数列がかくれているの?

【第7章】日本の算数「和算」の世界
1.江戸時代にも算数があったの?
■さんすういじん(9)「関孝和・建部賢弘」
2.算数の絵馬があったの?
3.江戸時代にどうやって地図をつくったの?
4.ツルは何羽でカメは何匹?
5.積み上げられた米俵の数はいくつ?
6.大きさのちがうますで油を半分に分けるには?
7.2人の旅人が出会うのはいつ?

■算数・数学の歴史

監修者からのメッセージ

現在という時代は,人類の歴史の中でも稀に見る社会の転換期です。
AI(人工知能)やスーパーコンピューターが急速に発達し,膨大なデータをすぐに分析し,活用できるようになりました。その結果,高度な機能をもったロボットやマシンがつくられ,今まで不可能だった自然災害や金融危機などの予測,難病の治療も少しずつですが,可能になりつつあります。
しかし,世の中が便利になるからこそ,これからの時代,算数や数学をしっかりと学ばなければいけません。AIやスーパーコンピューターを理論的に支えているのは算数や数学の理論なのです。その考え方をしっかりと身につけておかなければ,問題が発生したときに対応できなくなってしまうでしょう。
では,算数や数学の考え方を身につけるためにはどうすればよいでしょうか?まずは,数や図形の性質,計算のしかた,文章を読んでそれを図や式に表すことなどの基本に慣れることです。次に,問題文で与えられた状況から解決に辿り着くまでの手順を筋道立てて考えたり,考えたことを人にうまく説明できるようになることです。そして,そのような訓練を効果的に積むためには,授業や生活の中で出会うことをなんでも“当たり前”としてやり過ごしてしまうのではなく,“本当にそうなのか?”,“なぜ,そういうふうにしなくちゃいけないのか?”と疑問をもち,それらについてひとつずつ納得いくまで調べたり,考えたりすることが大切です。本書『算数のなぜ?新事典』では,普段皆さんが見過ごしてしまいがちな算数・数学にまつわるさまざまな不思議や面白い話題が詳しく説明されています。さらに,身近な大人たちに尋ねても,きちんと答えることが難しい内容が丁寧に解説されています。算数や数学が好きでなくても面白く読める一話完結型の読み物になっていますので,自分のペースで楽しみながら本書を読んで,あなたが“算数・数学ものしり博士”になってくれることを願っています。

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