馬のマーク  増進堂・受験研究社

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理科の自由研究

山へ行こう

梅雨が明ける天気予報と天気図の見方夏の天気の特ちょう
コンパス(方位磁針)の見方山登りはどれくらいの仕事
植物の種類がちがってきます高山の生物
飛騨(ひだ)山脈の山並山の雲の動き山びこが聞こえるかい?
山での夕日はすばらしい一番星が見えてくる山小屋の電気
大きな岩石に植物の根右岸?左岸?ダムにかかる水の圧力
ダムに貯えられている水スーパー理科事典



 梅雨(つゆ)も明けて,ピカピカの夏になりました。
 夏休み!! みなさん思いっきり遊んでいますか? 家の中でパソコンのゲームなどをするより,アウトドアで思いっきり遊びましょう。
 でも,1日に1回は机の前に座って,夏休みの宿題や日記,自由研究をしましょう。(理科の自由研究は,『スーパー理科事典』を参考にするといいですよ。) 夏休みの計画を立てましょうね。
 新春に入試のある人は,もう少し頑張ってください。この夏休みはみんなと差をつけるチャンスの時ですから。受験研究社の入試参考書・問題集で実力をつけよう。でも,遊ぶときはアウトドアで思いっきりからだを動かしましょう。
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 夏はやはり山登り。登りはたいへん苦しいが,山頂に着いたときのすがすがしさは登った本人にしか分かりませんね。

 
「梅雨が明ける」と言いますが,これはどんなことなのでしょうか。
 南の北太平洋高気圧が強くなり,梅雨前線(ばいうぜんせん)が北の方に押し上げられてしまうと,夏型の気候になるんだ。
 また,「梅雨明け十日」といって,梅雨明け後,安定した天気が少し続くことが多いんだよ。
 例年7月中ごろから遅くても7月末までには梅雨が明けるよ。しかし,梅雨明けの前(梅雨の末期)は,集中豪雨(しゅうちゅうごうう)という大雨に見舞われることがあるから注意だ。
 梅雨が明けてから山へ行こう。
 →梅雨と天気:『スーパー理科事典』 p.250-p.251

 山へ行く前は必ず天気予報を新聞やテレビなどで確認しましょう。天気が悪く回復の見込みがないときは,山行を断念するのも登山をするときの大切な行動ですよ。

 
天気予報は,どのように見るのだろうか,どのように発表されるのだろうか。天気図はどのように見るのだろう。
p246
天気予報が発表されるまで
『スーパー理科事典』 p.246
 →天気予報:『スーパー理科事典』 p.246-p.247
 →天気図の見方,天気図をつくろう:『スーパー理科事典』 p.240-p.241

 
夏の天気の特ちょうを知っておこう。また,そろそろ台風がやってくる。台風についても調べておこう。
 →夏の天気:『スーパー理科事典』 p.251
 →台風:『スーパー理科事典』 p.247, p.253

 山へ行くときは,服装(防寒具,雨具),靴(くつ)やルックザック,水筒,日用品,地図,コンパス(方位磁石),時計,ライト,救急薬品,非常食,ラジオ,カメラなど用意するものがたくさんある。自分が持つのだから,できるだけ軽くて,必要最小限度のものを用意しよう。
 山行計画(無理のない日程で)が決まり持っていくものがそろえば,もう半分山登りをしたのと同じだ。−−それほどこれらのことは大事なことなんですよ。

 
地図を見る練習をしておこう。コンパス(方位磁針)はどのように見るのだろう。
 →地磁気:『スーパー理科事典』 p.553
 →地球が磁石ってほんとう:『小学科学 クイズ地球のなぞ』 p.12-p.15

 
 さあ山へ登ろう。山登りは苦しいが,まわりの自然を観察しながら登ろう。
山登りはどれくらいの仕事をするのだろうか?
 →仕事,仕事率:『スーパー理科事典』 p.604, 609

 
p14 高いところへ登るにしたがって植物の種類がちがってきます。これは,気温が100m高くなるごとにおよそ0.6度下がるので,植物の種類や分布(広がり)がちがってきているのです。
 →『スーパー理科事典』 p.14

 登っていくと,ふと森林がなくなるところがあります。「森林限界」といわれるところです。およそ2500mくらいの高さで,これから上は「高山帯」といわれています。
 ハイマツやジャクナゲなどの低木やお花畑が見られるようになり,いよいよ高山の生物が登場します。
 山行の記録,感想などを手帳などに時刻と一緒にメモしておくといいよ。

 
高山の生物にはどんなものがいるのでしょう。生物を観察するには注意が必要です。特に高山植物は厳しい環境で育っていますから,観察するときは細心の注意を払いましょう。(ふみつけたり,引き抜いたりは,絶対にしないようにしよう。)
 森林の食物連鎖(しょくもつれんさ)も調べてみましょう。
p3  写真データ:上の写真は高山植物のコマクサ(駒草)で,飛騨(ひだ)山脈・燕岳(つばくろだけ)付近で撮影したものです。コマクサはケシ科の多年草で,高山帯の砂れき地に生えています。夏,葉の間から高さ10cmくらいの所に約2cmの花を数個つけます。花の色はふつううすい赤色ですが,白色コマクサもあります。心ない登山者にふみつけられたり,引き抜かれたりして,生えている所がずいぶん減りました。
 →観察の心:『スーパー理科事典』 p.2-p.3
 →高山の生物:『スーパー理科事典』 p.15
 →野外で生物を観察するために:『スーパー理科事典』 p.20
 →記録のとり方:『スーパー理科事典』 p.24
 →食物連鎖:『スーパー理科事典』 p.164

 
 頂上に着いたときは本当に気持ちのよいものです。ゆっくり休憩して,山並を楽しみましょう。
p304 日本アルプスといわれる飛騨(ひだ)山脈の山並を見ると,V字形の谷が続く。これは,川の浸食によって「V字谷」となったものだ。また,スプーン状にえぐられた「カール」という地形は,氷河が移動するときにつくったものだ。
 歩いているとき,石や岩(れき)が小山のようにたい積した「モレーン(氷たい積)」を見ることがある。これは氷河が削りとった岩片なんだ。
 写真データ:右の写真は飛騨山脈・薬師岳の「カール」です。特別天然記念物に指定されています。
 →川の浸食作用:『スーパー理科事典』 p.302
 →氷河による浸食:『スーパー理科事典』 p.303-304

 
 山並の上の雲の様子を見てみましょう。
山の雲の動きは激しい。特に,午後は雲が発生しやすく,天候も変わりやすい。時にはゴロゴロと雷(かみなり)が発生するので気をつけよう。
 雲の形(十種雲形)と天気は密接な関係にあり,雲の様子からこれからの天気を判断することもできる。(これを観天望気という)
p230
雲の発生:『スーパー理科事典』 p.230 雲は上昇気流によってできる。
 →雲の観察:『スーパー理科事典』 p.224
 →雲のでき方:『スーパー理科事典』 p.230
 →雷:『スーパー理科事典』 p.573
 →十種雲形:『スーパー理科事典』 p.664
 →観天望気:『スーパー理科事典』 p.245
 →雲はどうしてできるの:ce『小学科学 クイズ地球のなぞ』 p.88-p.91

 
頂上から思い切って,大きな声で叫(さけ)んでみよう。山びこが聞こえるかい?(ん〜! 山の向こうにもう一人の私がいるのかな?) 大きな声を出した後はすっきりするね。
 →山びこ:『スーパー理科事典』 p.493

 
 山小屋に入ってゆっくりしよう。山は空気も澄(す)んでいて,天に少しでも近づいている(?)。きっと何かすばらしい自然現象が見られるのでは!

夕方,山の向こうに入っていく太陽(夕日)はすばらしい。夕焼けはなぜ赤いのだろう。
 →夕焼け:『スーパー理科事典』 p.618

 
夕日がだんだん暗くなってくると,空には一番星が見えてくる,宵の明星(よいのみょうじょう:金星)だ。そして,星々が降ってきそうなくらいにひしめき合っている。都会では見えなかった天の川も見える
p216
天の川:『スーパー理科事典』 p.216 いて座とさそり座周辺
 →惑星の見え方:『スーパー理科事典』 p.205-p.206
 →天の川:『スーパー理科事典』 p.216
 →天の川ってどんな川なの:『小学科学 クイズ宇宙のなぞ』 p.136-p.139

 
最近の山小屋では,電灯がともりテレビなどが置いてある。これらの電気はどうするのだろう。小屋によってはいろんな発電をしているよ。
 山小屋の人に付近の生物のことや明日行くところのことなどを聞こう。そして,明日は早く起きて朝日を拝(おが)もう。
 →自然の力を利用した発電:『スーパー理科事典』 p.627

 
 山小屋の朝は早い。朝の涼しいうちに歩くと気持ちがいい。午前中は比較的(ひかくてき)天候が安定している。山並の写真をとるのは午前中がいいですよ。
 山小屋を後にして,下山しましょう。

大きな岩石に植物の根がからみつき,岩の割れ目が大きくなっているのを見る。また,岩石がひび割れしているのを見る。どのような力がはたらいたのだろう。
 →岩石の風化:『スーパー理科事典』 p.298

 
p305 川に沿って下山する。下流に向かって右側を歩いた。ここは「右岸」というのだろうか「左岸」というのだろうか?
 →川の右岸・左岸:『スーパー理科事典』 p.305

 
ダムが見えてきた。上流から流れてくる水を満々と貯えている。ダムにかかる水の圧力はどれくらいになるのだろう。
 →水の深さと圧力:『スーパー理科事典』 p.520-p.523

 
ダムに貯えられている水は,どのようにして電気エネルギーに変わるのだろう。
p617
 →エネルギーの移り変わり:『スーパー理科事典』 p.615-617

 バス停が見えてきた。無事下山できたようだ。
 帰ったら,早めに山行の記録をまとめておこう。




詳しい解説は→『スーパー理科事典』 参照
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地球のなぞは→小学科学 クイズ宇宙のなぞ(受験研究社刊行)にもくわしくのっているよ。
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宇宙のなぞは→小学科学 クイズ宇宙のなぞ(受験研究社刊行)にもくわしくのっているよ。
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(第11回 2000.7.23)


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