馬のマーク  増進堂・受験研究社

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理科の自由研究

冬 至 (12月21日)

もっとも日の出が遅くて日の入りが早い?


冬至の日はどんなことが起こるの?
日の出がもっとも遅く,日の入りがもっとも早くなる日
詳しい解説は


 
 今年(2000年)の冬至は12月21日です。太陽が一年中でもっとも南に寄って地球を照らす日です。冬至の日は,日本など北半球の地方ではどんなことが起こるのでしょう。
1.日の出から日の入りまでの,太陽の1日の動きの道筋(みちすじ)は一年中でもっとも短い。ですから,昼間の時間はいちばん短いのです。
  (東京での日の出は6時47分日の入りは16時32分なので,昼間は9時45分しかないのです。)
2.太陽の南中高度*1は一年中で最も低くなります。
  (東京での太陽の南中高度は31度となります。−−夏至(げし)のころはおよそ78度くらいまで上がります。)
3.日の出と日の入りの方角は,ともに,一年中でもっとも南に寄ります。
  (東京では,日の出の方角は東から29度南に,日の入りは西から29度南に寄ります。)

冬の太陽の動き
ある冬の日の太陽の動きを25分間隔(かんかく)で写したものです。(長谷川敏撮影)


 
ところが,もう少しくわしく調べてみますと,東京では,
日の出がもっとも遅くなるのは,1月1日ころから14日ころまでの約半月間で,6時51分である。
日の入りがもっとも早くなるのは,11月29日ころから12月13日ころまでの約半月間で,16時28分である。

日本を離(はな)れた地方で調べてみますと,赤道地方では,
日の出がもっとも遅くなるのは,2月10日前後。
日の入りがもっとも早くなるのは,11月3日前後。
となり,赤道地方へ南下するほど日の出が遅く,日の入りが早くなるのです。

 このように,日の出がもっとも遅く,また日の入りがもっとも早くなる日は冬至の日ではないのです。
 なぜこうなるかの理由はむずかしいですが,基本的には,見たままの太陽(視太陽)と平均太陽*2の関係にあります。
 また,場所によって日が異なるのは,上の関係と,さらに太陽が地平線から昇(のぼ)ったり沈(しず)んだりする傾(かたむ)きがちがうからです。



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*1 太陽の南中高度……太陽が真南にきたときの地面から太陽までの角度。
太陽の南中高度
『スーパー理科事典』→p.199参照

*2 平均太陽……太陽の1日の動きがいつも24時間0分0秒となるように考えた太陽。『スーパー理科事典』→p.197参照


 
詳しい解説は→『スーパー理科事典』 p.197-p.199参照
  →クリック! 「もくじ」で自分の知りたい項目があるか探してみよう。

宇宙のなぞは→小学科学 クイズ宇宙のなぞ(受験研究社刊行)p.32-p.35にもくわしくのっているよ。
  →クリック! 「もくじ」で自分の知りたい項目があるか探してみよう。
(第15回 2000.12.16 長谷川敏指導)



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