地球は太陽のまわりを回っています(公転していると言う)。その回り方は,太陽を中心とした円ではなく,少し長円(だ円)*1なのです。
地球が太陽のまわりを回るこの少し長円の道(軌道:きどう)*2で,地球が最も太陽に近いところ(近日点:きんじつてん)を通るのが1月3日ころ,最も太陽から遠いところ(遠日点:えんじつてん)を通るのが7月5日ころ(2000年は7月4日)なのです。
物を見るとき近くの物は大きく,遠くの物は小さく見えますね。ですから,近日点通過の1月には太陽は最も大きく,遠日点通過の7月には最も小さく見えるはずですね。
下の写真は同じ望遠鏡,カメラ,フィルムで,近日点を通過するころの太陽と遠日点を通過したころの太陽を写したものです。*3
写真の太陽の直径を計ると,およそ100:97ぐらいで,遠日点通過のころの太陽は(3%ほど)小さいことがわかります。
7月4日は,一年中でいちばん太陽が小さく見えるときですよ。でも,3%ではあまり分かりませんね。
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*1:ケプラーの第1法則……惑星(わくせい)は太陽を焦点(しょうてん)の1つとするだ円軌道(きどう)を描いて公転している。
→『スーパー理科事典』 p.207
*2:地球から太陽までの距離(きょり)……近日点:147,100,000km,遠日点:152,100,000km
*3:注意……太陽を観測するときは十分注意して下さい。
(第9回-2 2000.06.25/指導 長谷川敏)