馬のマーク  増進堂・受験研究社

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調べてみよう

モ  ミ  ジ  (紅葉)

 秋もずいぶん深まってきて,ザックをさげた人たちが,紅葉狩り(もみじがり)に出かける姿をあちこちで見られる季節となりました。
受験生,みんなガンバッテルかい!

木の葉が紅色,黄色またはかっ色などに変わるものを広く「モミジ」とよんでいましたが,カエデ類,特にイロハカエデは紅葉が著しいため,「モミジ」といえばカエデ類を指すことが多くなったようです。

カエデ

 カエデ(楓)は葉の形が蛙(かえる)の手に似るところから名付けられたという。春に小さい花を付ける。花柱(めしべ)は2本,雄しべは8本であることが多い。果実は2枚の羽があり,プロペラのような形をしていて,風に乗って飛んでいく。
 主に北半球の温帯に広がっていて,その種類は100種以上といわれる。日本には23種が自生し,数百の園芸品種がある。*1

 「紅葉」をもう少し科学的に探ってみましょう。「紅葉」は気候の変化のため葉の中に生理的反応が起こって,緑葉が赤,黄,かっ色に変わることを言います。
 秋,気温の低下につれて,葉から茎への物質の移動が困難となります。そうすると,葉には糖類が蓄積され,色素が形成されます。カエデなどは「フロバフェン」という紅色の色素が葉の細胞液に蓄積されるのです。その結果,葉が紅く見えるようになるのです。
 春,芽生えが紅葉する植物があります。シャクヤク,カナメモチ,モミジ等です。これも「アントシアン」などの紅色の色素が幼い組織に形成され,この色素によって,若い葉から過度の紫外線を防ぐ役目をし,逆に赤外線を吸収してその熱で温度を高めて活動を盛んにしていると考えられています。


* * * * * *

*1世界で紅葉の一番美しい国は日本であると言われている。これは,
  1.日本には紅葉する樹木の数が多い。
  2.日本は山紫水明で風土が美しく,秋の紅葉とよくマッチしている。
  3.日本の秋は長くてよく日が当たり,紅葉する度が強い。
 等の理由が挙げられている。
(2000.1105)




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