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調べてみよう
ハクサンイチゲ (白山一花)
今年(2000年)も7月に入りました。山開きがあちこちで始まっています。7月1日(土曜)には富士山(標高3,776m)が山開きをしました。例年の倍以上の約1,000人が山頂をめざしました。
そして,ハクサンイチゲの名付けの場所となりました石川・岐阜県の白山(はくさん)でも7月1日,夏山開きをし,「御前峰(ごぜんがみね)」(標高2,702m)で開山祭がありました。
これから,10月ごろの閉山まで山はにぎわいます。みなさんも山登りにチャレンジしましょう。
そして,高山植物をじっくり観察してください。山の気象には十分注意してくださいね。
山でいちばん注意しなければならないことは,そうです,自然を大切にすることです。けっして高山植物などを引き抜いて観察したり,また持って帰ろうなどと思わないこと。
ハクサンイチゲは6月〜8月ごろ梅の花に似た白いかれんな花をつけ,本州中部以北の高山の草地に生えるキンポウゲ科の多年草です。
ハクサンイチゲ
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葉は手のように裂(さ)けています。茎(くき)は高さ20〜40cm,茎の上の包葉*1の中心から,数個の小さい柄(がら)のある白い花が開きます。この5〜6枚の白い花と思われるのは「がく片」なのです。(アジサイとよく似ていますね。) 径(けい)2〜3cmの白い花の中心にはおしべ,めしべがあり,秋には果実ができます。
中部地方の高山のお花畑に普通に生え,代表的な高山植物として親しまれています。
名前は,「白山」で発見されたことによります。
よく似た花にイチリンソウ(イチゲソウ)があります。この花は,水気のある林の中や小川の辺りに,早春,ハクサンイチゲとよく似た花(径およそ5cm)を茎に1個つけます。
*1.包葉……芽やつぼみを包んでいる特殊な形をした葉。一般に,葉や花が開くと早く落ちてしまうが,多数集まって多くの花を包むようなもの(総包)は後まで残るものもある。
→高山の生物については 『スーパー理科事典』 p.15
(2000.07.2)
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